乳化作用で皮脂と同化

天然のクリーム

 私たちの肌の表面にある皮脂は、汗や空気中の水分と混じり合って皮脂膜を作ります。この皮脂膜は天然のクリームとして、外からの刺激や、雑菌が入り込むことから、お肌を守ってくれています。また、皮膚の水分が蒸発するのを防ぎ、潤いを保つ効果もあります。皮脂の量は夏に多く、冬には少なくなります。冬場に特にお肌の乾燥が気になるのは皮脂の量が少なくなっているからなんですね。
 お肌の乾燥を防ぐために乳液やクリームなど、保湿効果の高い化粧品をつけると思いますが、これらの化粧品も、お肌の天然クリーム=皮脂膜に近づくことを理想としているのです。

乳液の正体 − 添加物がいっぱい!? −

 水と油を混ぜると乳液状になります。ところが、水と油は基本的には混ざり合わないため、時間が経つとまた分離してしまいます。(ドレッシングを思い浮かべてください。あれと同じです)
 市販の乳液も原理は同じで、水と油を混ぜ合わせた状態で安定させるために、乳化剤や安定剤などの化学的な添加物をたくさん加えているのです。ちょっとビックリですね。

 家にある乳液の成分を調べてみてください。「セスキオレイン酸ソルビタン」「ジペンタエリスリチル」「セチルジメチコンコポリオール」「ジイソステアリン酸ポリグリセリル」など、何だかよく分からない名前がありませんか? これらは乳化剤として用いられている添加物です。

スクワランは天然のクリームと同じ成分

 スクワランは乳化作用に優れており、汗や空気中の水分と乳化し、天然のクリームを作る働きをしてくれます。試しに、濡れた手にスクワランオイルをとってみてください。オイルなのに水分をはじくことなく、自然に乳化してしまいます。スクワランは乳化剤や安定剤などの添加物なしでも、汗の成分などと自然に乳化し、皮脂膜となってお肌の潤いを守ってくれる理想的な化粧品なのです。もちろん、私たちの皮脂にもともと含まれている成分ですので、お肌の弱い人でも安心して使えます。