老化はスクワラン不足が原因?

スクワランとアンチエイジング

 いつまでも若々しい肌でいたい、とは誰もが思うことですよね。でも、時間を止めることはできません。年をとればシワが増え、シミも多少は出てくるのは当たり前です。10代の頃の肌のままの60歳がいたら逆に気持ち悪いですよね。化粧品などで、「アンチエイジング」という言葉をよく耳にしますが、これは「老化しない」という意味ではなく、その進みを遅らせる、ということなのです。

 私たちの肌には本来、新陳代謝を繰り返して、新しい細胞を再生する力が備わっています。ところが、年をとるにつれ、この新陳代謝が活発に行われなくなり、結果として老化していきます。スクワランは肌に本来含まれている成分で、細胞に酸素を供給して新陳代謝を活発にする作用があるので、老化の進行を遅らせる効果が期待できます。

スクワランは年齢とともに減少します

 若くて健康的な人のお肌は、化粧品など何もつけなくてもしっとり、すべすべしています。年齢を重ねるにつれて、化粧水だけでは足りずに乳液やクリームをつけるようになった、という方も多いのではないでしょうか。

 健康な肌では、皮膚から出る皮脂と汗の成分が自然に混じり合って(乳化して)、皮脂膜ができます。この皮脂膜が、ベールのような役目を果たし、空気中の汚れや雑菌、紫外線などから私たちの肌を守り、また同時に肌のうるおいが逃げないように保護しているのです。スクワランは、この皮脂膜を生成するために欠かせない成分なのです。健康な肌の皮脂には、スクワランが3〜4%、また、スクワランのもとになるスクワレンが12〜15%含まれているそうです。

 お肌の健康にとって欠かすことのできないスクワランの量は、15〜18歳をピークに、年齢とともに皮脂の量が減るのに伴い減少します。とくに25歳前後から急速に減ってしまうそうです。25歳がお肌の曲がり角と言われるのはこのためだったんですね。
  年齢とともに、お肌の乾燥が気になり、乳液やクリームなどを使うようになった方も多いと思います。これらの化粧品は、足りなくなってきた皮脂を補い、皮脂膜に近づくことを目的として作られているのです。

アンチエイジング化粧品とスクワラン

 世の中には様々なアンチエイジング化粧品がありますが、その中にはスクワランを配合したものも多くあります。スクワランには健康な肌を保つために有効な作用が多くあるので、アンチエイジングにも効果を発揮するのでしょう。某有名メーカーのアンチエイジング化粧品にもスクワランが配合されていました! 私が知る限り、他にも3、4社はスクワラン配合のアンチエイジング化粧品を出しています。
スクワランの効果について詳しく知りたい方は「スクワランの美容効果」をご覧ください。

皮脂のとりすぎには注意!

 若い人でも、過剰な洗顔やクレンジングなどで必要以上に皮脂を取ってしまうと、皮脂膜の働きが低下します。皮脂膜の働きが低下すると、乾燥が進み、雑菌が肌に入り込みやすくなり、お肌のトラブルや老化につながります。過剰な皮脂のとりすぎには十分に注意しましょう。
※「スキンケアの基本」のページでは、お肌のしくみや、基本的なスキンケアについても紹介していますので、是非読んでみてください。